Tips-アクセス解析の離脱率
2010 年 3 月 22 日 月曜日アクセス解析の話では、「離脱率」という言葉が出てきますが、これらのアクセス解析の用語はある一定のシナリオのもとに算出され、定義に基づいて読み解かれて、初めて正しい意味を持ち得ます。さて、今日は、この「離脱」という数字について探ってみましょう。
「離脱」とは、想定される行動プロセス(一連のセッション)から外れることを意味します。Aページの次はBページへ進むはず・・・と想定している時、A=>B あるいは、A=>X=>Bと行動しているユーザーはこのプロセスに乗っかっていると判断しますが、(一連のセッション中に)Bにたどりつかないケースは「離脱」とだと定義します。つまり、この場合、このシナリオ上での「遷移」は直後遷移と間接遷移のパターンがあることが分かります。同時に、「離脱」も直後離脱と間接離脱があるわけですね。
サイトメトリックスv2のシナリオ分析ではこの2つを合算して算出してくれます。さらにv3のシナリオ分析では、これらを個々に算出した上で、間接遷移したユーザーが途中で閲覧したページがどれであったのかを知ることもできます。※もちろん、どのバージョンでもページビュー統計の直後遷移(次のページ)レポートでは、ユーザーがどうページ遷移したかを集計してくれます。
離脱・・というと、ちょっと悪いイメージがあるかもしれませんが、離脱が必ずしも悪であるとは限らず、シナリオによってはそこで離脱するもよし・・というケースも有ります。数字はかならずWebサイト上でのあるべき動作のパターンを理解して読まないと、ミスリードする場合もありますので要注意です。まずは、数字を算出する前に、どのようなシナリオを想定して作られたコンテンツであるのか、いわゆる制作意図を理解することが大事ですね。
では、また。
※「一連のセッション」って何?と疑問を思われた方、次の回でご説明しますね。

