Tips – アクセス解析の目的とは?
2010 年 1 月 24 日 日曜日企業のWebサイトのご担当者からつい先日、受けた質問です。「何のためにアクセス解析をするのでしょうか?」
アクセス解析があらゆる業界で普及してきた最近ではめったに受けなくなった質問ですが、しかし、最も深い質問ですね。これを今言えるということは、たぶん日頃、アクセス解析について深く考えているからこそなのかもしれません。
一見、難解なこの質問も一旦少しマクロ的に退いた見方でアプローチしてみるといいでしょう。
つまり、全ての業務には目的があり、目的を達成するための計画があり、計画の実施があり、実施したことで目的が達成できたかの確認と反省、今後の課題などが、その業務に関わる一連の作業とその進めかたではないかと思います。これは良く言われるPDCAと同じですね。そしてそれはなぜ行われているかといえば、最終的にはビジネスに関わるあらゆる業務が全体の収益に貢献することが求められるからです。
さて、アクセス解析が及ぶ範囲は、Webサイト公開後になりますね。公開したWebサイトについてユーザーの利用状況を記録すること、これがアクセス解析の第一歩です。「記録」、つまり、いわゆる「ログ」のことですが、企画制作したWebサイトに、意図したようにユーザーが使ってくれているだろうか、目的達成に貢献しているだろうか、課題は解決されたか。、、これらを記録検証することがアクセス解析でいうPDCAになるでしょう。つまりこの「ログ」という「記録」が先ほどの一連のPDCAを進めるときに必須になるわけです。しかも分析をし次の課題を見つけるということになれば、それに耐えうる精度を持ったログが必要になります。
次に、分析検証するにあたっては、どのレベルの管理者が分析結果を使用するかにより、持つべき結果指標は異なってきます。つまり、アクセス解析をした結果は誰が見るのか、誰に報告するのか?そして何のために使用するかを理解した上で分析する必要があるわけです。
ひょっとすると「アクセス解析」という言葉を一旦忘れた方がいいのかもしれません。つまり、何のためにアクセス解析するのか?ではなく、Webサイトを運営することの目的が明確になっていれば、それを達成する過程で必要になるもの・・・それがアクセス解析なのだと思います。
